プロ野球 東京ドームの歴史

東京ドーム

プロ野球の人気のある球場の1つ、読売ジャイアンツの本拠地である東京ドームは、1988年に完成した日本初のドーム球場です。完成した年の最初の試合は、こけら落としの試合として巨人対阪神戦が開催されました。東京ドームで初めて行われたこの試合で、最初にホームランを放った吉村禎章元選手には賞金100万円が贈られましました。

また設計段階ではドームの天井にボールが当たることはないと思われていましたが、1990年に行われた日本ハム対近鉄戦で、日本ハムのブライアント選手の放った打球が、天井のスピーカーにボールを当たり、ドーム球場史上初の認定ホームランとなりました。様々な試合や、コンサートなどのも開催されたこともあり1998年には、来場者数が1億人を超えました。

この東京ドームが完成される前には後楽園球場を本拠地としていました。後楽園球場は、王元選手や長嶋元選手など数多くのスーパースターが、ここで多くの感動をファンに与えてきた球場です。王元選手が放った最後の868号目のホームラン(現在も世界のプロ野球記録)もこの後楽園球場で放たれました。ちなみに、後楽園球場でプレイしたことのある選手で、最後に引退した選手は、2015年に50歳で現役生活を終えた山本昌元投手(元中日ドラゴンズ)です。

MenuNavi